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田口農園の“有機こんにゃく”について

有機栽培への挑戦

オーガニック

01. その土地の味

農産物は土が生み出します。

土は、その土地土地で、それぞれの特長を持ちます。つまり農産物はその生産場所で

皆、異なるのです。内包するミネラルの成分、量、そして味です。

土、土壌は大別して3種ほどあります。黒色壌土、砂質土、赤色粘質土等です。

当園より東南方に群馬三山の代表格、赤城山があります。「裾野は長し赤城山」「国定忠治の赤城山」で知られ、北面より東面へとつづく拡大な農地は4000haとも言われる大農業地帯ですが、主に砂壌土で型成され、量産農産物の適地となっています。

又、川場村は、武尊山が南面に傾斜してゆく狭地に型成され、黒色壌土の地です。量産

には適しませんが豊富な地味をもちます。特に当園の天神地域の土壌は1mにも達す

る黒色壌土の堆積地であり400年前の沼田の殿様が常食とし、〝御用米の地〞と言い

伝えらております。

その土がその地の味を生み出します。

02. 天神城 オーガニック、フィールド

東面が30m、西面が30mにもなる断崖がそびえたっています。

武尊山より流れ出す2本の清流が両側面を鋭く削り取っています。その崖上に天神城址(沼田城の支城)があります。ここに田口農園オーガニック圃場があります。清流が堆積させた1mにも及ぶ肥沃な黒色壌土の地です。この地で平成27年より、有機栽培をはじめました。徹底した土作りが中心です。

令和元年、有機農産物のJAS規格認証、有機加工食品のJAS規格認証を取得しました。

03. 生命力を感じる食べ物か?

私達が食する農産物は大別すると2種あります。

化学肥料、土壌消毒等が栽培の中心となる、量を売る農産物、そして有機農法を中心とする形は悪いが、ミネラルを多く含み味の濃い、味を売る農産物です。肥沃の地で、しかも長い年月をかけ土を創りつづけると、農産物は“うまく”なります。自然界の生み出す〝生命力〞を感じられるような、そして〝うまいこんにゃく芋〞をと、目標を明確にし栽培を続けていきます。

栽培・製造ともに有機JAS認証取得

当農園の農産物および加工食品において、有機JAS認証を取得しております。

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有機JAS認証は、日本農林規格に基づき、農林水産大臣が定めた品質基準や表示基準に適合した農林製品に与えられる認証です。

有機JASでは、JAS法により農産物の栽培方法、製造工程、流通方法、商品の保管・管理とその責任者の制定など、下記のような様々な条件がさだめられております。

・圃場(畑)の土に、禁止された農薬や化学肥料を2年以上使用していないこと

・栽培中も、禁止された農薬や化学肥料を使用していないこと

・遺伝子組換えの種を使わないこと

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当農園では、こだわりの「生芋こんにゃく」を通じて、皆様に「川場村のおいしい自然」に加え、「食の安心・安全」をお届けできるよう、精進してまいります。

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有機生芋こんにゃく

板こんにゃく

STORYTELLING

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有機生芋こんにゃく

小玉こんにゃく

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