| 会社概要 | 沿革 | 田口農園 面白ストーリー |
会社概要
会社概要
社名
株式会社 田口農園
代表取締役
田口 滿保
所在地
〒378-0114 群馬県利根郡川場村大字天神407 Google map
設立
平成25年
事業内容
農産物の栽培・加工・販売
取扱商品
生芋こんにゃく・有機こんにゃく・ぶとう
沿革
昭和初期〜40年
川場村全域でこんにゃく芋(在来種)の栽培行われる。
天神こんにゃく研究会設立され、会員となる。
同時に群馬県こんにゃく試験場で開発された、新品種、群系8号(後のあかぎ大玉)の現地適応試験に取り組む。
昭和45年
県内各地での適応増殖が失敗していく中、天神こんにゃく研究会のみが増殖に成功
昭和45年
あかぎ大玉は肥大性、耐病性に優れ、県内に栽培が広がっていく。
昭和53年
天神こんにゃく生産組合(10名)を結成、群馬県内初期となる大型こんにゃく種芋貯蔵庫、各種農業用機械等の導入を行う。
昭和55年
こんにゃく種芋植付機を考案し、実用新案登録を出願する。
その後、松山機械より販売され、 現在、生産者のほとんどの使用機となる。
昭和58年
群馬県こんにゃく立毛共進会に於いて10a-10tの生産量を記録し、農林水産大臣賞を受賞する。
昭和60年
広島県のこんにゃく製造農家への研修をはじめる。
平成5年
こんにゃく製品加工場、各種製造機械を設置、加工製造をはじめる。
平成8年
園内のボーリングで良水確保。
平成10年
第3回、工場改修。
平成15年
(株)ユニチカの向井博士が、こんにゃく芋に、他の植物原料の7〜15倍の「セラミド」が含まれていることを発見。
平成25年
法人化し、株式会社田口農園となる。
平成26年
農林水産省六次産業化法、認定農園、農業生産法人となる。
平成27年
こんにゃく芋の有機栽培に取組む。
白滝プラント再設置。
平成31年・令和元年
日本農林規格(JAS)有機農産物、有機加工食品の認証を取得する。
こんにゃく成型機設置、冷凍庫の増設をする。
令和2年
有機栽培こんにゃくを発売する。


当農園は、蒟蒻を長年栽培しており、昭和58年には、蒟蒻の共進会にて、群馬県第一位となり、農林水産省大臣賞をいただいております。
当園でも、「武尊山」の清流を活かし、葡萄を栽培しております。レインカット(垣根)で栽培し、太陽の光をいっぱい受けたミネラルたっぷりの甘く大粒の葡萄です。9月中旬から10月初旬まで、3種の葡萄が楽しめます。*品種:ゴールドフィンガー・藤稔・雄宝

田口農園 面白ストーリー

川場村について
私達の農園は、群馬県の北部、川場村に在ります。
西方の新潟県境には、谷川岳等々の高山が連なり、北東方には尾瀬ヶ原等の高原高山が連なります。その中間地に独立峰、武尊山(2,158m)が座ります。
この武尊山が南面に向け滑り落ちるように開けた狭地に川場村が在ります。村面積の85%が山株という、農村の原風景をそのまま残している小村です。
武尊山を源とする四本の清流が北から南へと流れ出し、その清流が長い歳月を積み重ね創り出してきた、肥沃な農地が村南端に広がります。
田口農園は、村の自園の畑でこんにゃく芋を栽培し、昭和58年には、農林水産大臣賞を受賞しました。平成5年、こんにゃく製品の加工販売をはじめ、令和元年、有機農産物JAS認証、そして、有機加工食品、JAS認証を取得しました。

“御用米”の地 天神
今を遡る事400年の戦国時代、利根、沼田の地は、覇権を争う、戦国大名達の争奪の舞台となりました。その変転、変化の末に、領権を得た、真田信之(幸村の兄)は沼田の台地に五層の大城を構築し、五代に渡り安堵を続けましたが、その殿様が食する米は、“御用米”と言われ、当園の天神集落(約60戸の小集落)産の米を常食としていたと、古くより伝承されています。
ブランド米 “雪ほたか”
2007年、川場村が育てるブランド米“雪ほたか”が国際食味コンクール(6,000点前後の出典のある、国内最高峰のコンクール)に於いて最高賞の金賞を受賞しました。以来、12回の最高金賞を撮り続け、同コンクール初の、「World Rice Award Gold 10」を受賞しました。
古の御用米の地が再び現代の脚光を浴びております。
川場田園プラザ
当園より約1km東方に、今、全国的に注目を集める道の駅、“川場田園プラザ”があります。年間、190万人と言う驚きの集客力をもちます。
川場村の良水、良土が生み出す農産物は、他地と一味ちがった、深い味わいをもちます。又飲むヨーグルト、地ビール、手造りハム等々、10種以上の注目産品が並び、来場者の7割以上はリピーターでしめられます。
“ギンヒカリ”の誕生
当園より約200m北方に“滝の沢”の地名の小字があります。山腹より、毎分6tの大量の天然水が湧き出します。武尊山を源とし30年以上の年月を経て地表に現れてくる伏流水です。県の代表的湧水地となっております。
ここの群馬県水産試験場、天神分場で平成15年生食魚“ギンヒカリ”がデビューしました。薩美場長(元)らが10数年かけ選抜育種したもので、全国で有数の生食魚となっております。
注目の地
当園より北方500mには、山門に後光巌天皇の御染筆をかかげる花寺“吉祥寺”が多くの参拝者を集めます。
又、南方200mには、沼田城の隠居城である“天神城址”があります。戦国時代、合戦の舞台城となりました。等々、古くから又現代へと興味を引かれる、面白い物語が数多散らばっている、そんな土地に田口農園はあります。